こんにちは!keiです。
テレビが大好きなみなさんには悲しい情報がありました。
長年木曜の夜を彩ってきたバラエティ番組『ダウンタウンDX』が、2025年6月26日をもって放送終了することが明らかになりました。
1993年から32年という長寿番組の終焉に、「なぜ?」「信じられない」「時代が変わってしまった」と、SNSや掲示板でも多くの反響が上がっています。
仕事を終え、晩酌しながらテレビを見るのが習慣だったサラリーマン世代にとって、
『ダウンタウンDX』は“日常の一部”でした。
この記事では、「なぜ終了するのか?」という問いに対して、公式発表・業界背景・視聴者目線から多角的に掘り下げるとともに、
“テレビが生活の中心だった時代の終わり”について、1人のテレビ好きとして綴っていきます。
- ◆ なぜダウンタウンDXは終了するのか?公式発表とその裏側
- ◆ ダウンタウンDXとは何か?32年のテレビ文化を背負った存在
- ◆ なぜ今、終わるのか?“テレビ文化の終焉”という視点
- ◆ 視聴者としてのリアルな心情:寂しさと時代の流れのはざまで
- ◆ 最後に:楽しみ方は変わる。でも、笑いは残る
◆ なぜダウンタウンDXは終了するのか?公式発表とその裏側
番組を放送する読売テレビは、終了理由を「ダウンタウンの二人が総合的に判断しての結果」と説明しています。
32年も続いた番組を終わる理由として様々な憶測が飛び交っています。
終了の裏側には何があったのでしょうか?
下記『読売テレビ公式HP』詳細
https://www.ytv.co.jp/dtdx/images/20250421info.pdf
①ダウンタウン松本人志 週刊誌報道
2023年12月27日に発売の週刊文春の報道から始まりました。
その記事の内容は、
松本人志さんによる『性加害疑惑』
この疑惑について松本人志さんは真っ向から事実無根と否定しています。
しかし、この騒動から松本人志さんが出演していると番組宛に
「気持ち悪い」「なぜ、この人を番組に出す」というクレームが多数あったそうです。
僕から思うと、嫌なら番組を見なければいいのに、と思ったりしますが、、、
この週刊文春の報道から松本人志さんは2024年1月より活動を休止しています。
このことがあり、公式では「多くの方に迷惑をかけているということにより」と発表しているのでこの騒動が1つの大きな要因と推測しています。
②ダウンタウン浜田雅功 体調不良による活動休止
③テレビ業界の衰退
正直なところ、僕はダウンタウンDXが終了した理由のひとつにテレビ業界そのものの衰退があると思っています。
もちろん視聴率や編成の問題、ダウンタウン自身の動きもあるだろうけど、
もっと大きくて深い理由として
「テレビというメディアの影響力そのものが、確実に落ちてきている」と感じるからです。
昔は、テレビが“情報”であり“娯楽”であり“話題”でした。
朝はテレビでニュースを見て、夜はバラエティで笑って、翌日は職場でその話をする。
テレビが生活の真ん中にあった時代です。
でも、今は違う。
ニュースはスマホで見る。面白い動画はYouTubeやTikTokで流れてくる。話題のネタはSNSでトレンド入りする。
“テレビを観る”という行為が、もう「前提」じゃなくなった。
そしてそれに気づいた頃には、僕の中でも
「テレビ番組が終わる=自分の生活スタイルが変わった証拠」だと感じるようになっていました。
だからこそ、ダウンタウンDXの終了は単なる1番組の終了じゃなくて、
「テレビという文化の一つの節目」に思えたんです。
④ダウンタウンがMCを務めるからこそ成り立っていたバラエティ番組
数々の冠番組を持ちMCとしてもベテランの3組が代理としてMCを務めました。
東野幸治さんは自身ラジオで代役MCならではの悩みを吐露しています。
これまで数々の番組のMCを務めていた方も『ダウンタウンDX』はとても大きな番組で2人がz MCをすることで成り立っていた番組だからこそ代役のプレッシャーもとても大きなものだと思います。
それも、そうですよね。番組名に『ダウンタウン』という名前が入っていますから、、、
誰がどう見てもこの番組は『ダウンタウン』2人の番組なんだと思いますよね。
それもあり、番組が終了するのではないかと僕は考えます。
◆ ダウンタウンDXとは何か?32年のテレビ文化を背負った存在
1993年から始まったダウンタウンDXは、有名人のプライベート暴露、独特のランキング、クセのあるトーク演出…
そのすべてが「バラエティ」というジャンルの面白さを教えてくれました。
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ダウンタウンの2人が有名人を“いじる”スタイル
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視聴者投稿によるリアルな芸能ネタ
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ゴールデンタイムでも攻めた演出が多かった
特に男性視聴者にとって、あの空気感は唯一無二だったはずです。
帰宅後の一杯とともに、笑いながらリラックスできる時間。
日常と“ちょっとした非日常”が混ざったような、不思議な安心感がそこにはありました。
◆ なぜ今、終わるのか?“テレビ文化の終焉”という視点
番組が終了する大きな理由は、「テレビ視聴の構造変化」にあると思います。
もう少し深掘りすると、次のような変化が挙げられます:
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テレビを持っていない家庭の増加
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サブスク視聴やYouTubeが主流になった若者層
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「ながら視聴」が増えて、テレビに集中する習慣がなくなった
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芸能人の“テレビでの面白さ”より、SNSの発信力が重視される時代へ
32年という年月の中で、ダウンタウンDXは視聴者と共に“時代”を生きてきました。
でも今、その時代が静かに幕を閉じようとしています。
◆ 視聴者としてのリアルな心情:寂しさと時代の流れのはざまで
僕自身、学生時代からずっと見てきた番組でした。
親父と一緒に笑った回もある。
社会人になってからは、何気なく帰宅してテレビをつければそこにあった。
たとえ見ていない週があっても、“そこにあること”が安心だった番組。
終わると知った瞬間、胸がぽっかり空いたような、そんな気持ちになりました。
SNSではこんな声も上がっています。
「木曜の夜がポッカリ空いた気分」
「自分の中で“テレビの時代”が終わったと実感」
「リアルタイムで観てた唯一の番組だった」
まさに、テレビ文化の“最後の砦”が終わる瞬間なのかもしれません。
◆ 最後に:楽しみ方は変わる。でも、笑いは残る
ダウンタウンDXが終わっても、笑いそのものが消えるわけではありません。
お笑い芸人は、テレビという枠を超えて新しいフィールドで活躍しています。
YouTubeで活躍する芸人もいれば、TikTokでコントを見せる若手もいます。
エンタメの形が変わっても、“人を笑わせる”という本質はきっとこれからも残る。
私たちがそれをどこで、どう楽しむか——。
それが「今の時代の選択肢」なのかもしれません。
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32年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
番組は終わっても、僕たちの中にはいつまでも残り続けるはずです。