こんにちは、keiです。
朝ニュースを見ていたら365日外食をしている僕がすごく気になる、自分にも影響が出てくるのではないかと思う話題が飛び込んできました。
最近、「サブウェイ 閉店」「アメリカ サブウェイ 大量閉店」というニュースがSNSやトレンドワードで話題になっています。
アメリカでは2024年に500店舗以上が閉店、2025年もその流れが続いているとの報道も。
出典:Oregonlive .com
サブウェイは自分好みにカスタマイズしてオリジナルのサンドウィッチを作れるという世界規模の超大手飲食チェーン店ということはとても有名なことですよね。
実は、学生の頃学食にサブウェイが入っていてよく利用していたんです、、
そんなサブウェイがアメリカで大量閉店のラッシュ、、、なんとも悲しいニュースです。
これって「日本のサブウェイにも影響あるの?」と疑問に思う方も多いのでは?
そんな疑問や今後についてをこの記事では、
・アメリカ閉店の理由
・日本との違い
・価格戦略
・今後の行方
・さらに、お得に食べる方法や他チェーンとの比較まで、
皆さんにわかりやすく徹底解説していきます!
サブウェイ好きの皆さんにはとても関心のある中身になると思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
【目次】
- この記事でわかること
- 🥪サブウェイとは?その成り立ちと歴史をやさしく解説
- 🔸 サブウェイの特徴まとめ
- 📝 総まとめ:アメリカのサブウェイが直面する「4重苦」
- 【アメリカ】リブランドと“脱・旧型フードコート戦略”
- 【日本】値上げとどう向き合うかがカギ
- 【共通】ビーガン・高たんぱく・低糖質ニーズはますます拡大
- まとめ
この記事でわかること
🥪サブウェイとは?その成り立ちと歴史をやさしく解説
皆さんご存知の通りサブウェイ(SUBWAY)は、アメリカ発のファストフードチェーンで、“自分で具材を選べるサンドイッチ”が最大の特徴です。
では、そんなサブウェイがいつできたのか?知らない方も多いと思います。
サブウェイは1965年にアメリカ・コネチカット州で誕生しました。
調べていくとサブウェイを作った人物や理由がなんとも驚きでした!
実は、17歳の青年フレッド・デルーカが大学進学資金を稼ぐために起業したのが始まりなんだそうです。
びっくりですよね。大学進学のために稼ぐ手段として行なった事業が今となっては全世界に知らない人がいないほど大きく飛躍しています。
当時は「Pete’s Super Submarines」という店名だそうです。
開業してから翌年、共同創業者ピーター・バックとの提案で、現在の「SUBWAY」に改名し、フランチャイズ展開を本格化。
そこから急成長を遂げ、2000年代には世界最大のファストフードチェーン(店舗数ベース)にまで拡大しました。
ビジネスはスピードが命と言いますが、こんなにもスピード感を持って事業が進むとこのスピードに置いてかれそうですよね、、笑
そんなサブウェイどんな特徴があるのか僕なりにまとめました。
🔸 サブウェイの特徴まとめ
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✅ カスタマイズ式のサンドイッチ(パン・具材・ソースを自由に選べる)
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✅ 健康志向を意識したメニュー構成(野菜多め、低カロリー)
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✅ フランチャイズ展開に強く、世界100カ国以上に出店
では、日本にはいつ上陸したかというと、
日本では1992年に第1号店がオープン。
都心部のオフィス街や大学近辺を中心に広がり、「健康系ファストフードの先駆け」として定着しました。
2020年以降はコロナ禍・人手不足・原材料高騰の影響で日本でも一部店舗の閉店もありましたが、2023年には日本法人が買収され、現在は経営刷新とリブランディングを進めている最中です。
① 原材料費・人件費の高騰
近年のインフレは、外食チェーンの経営を直撃しています。
特にアメリカでは、パンや野菜、チーズなどの原材料価格が前年比で2〜3割上昇し、調達コストが大きく膨らみました。さらに、最低賃金の引き上げや人手不足による時給の上昇も直撃。
実際、サブウェイの運営コストはここ5年で約20%増とも言われており、単価を上げないと採算が取れない構造に陥っています。
しかし、価格を上げすぎれば消費者離れにつながる。まさに板挟み状態です。
② 新興ブランドの台頭(Chipotle・Jersey Mike’sなど)
ここ数年、より洗練された“グルメ系サンドイッチ”ブランドが急成長しています。
特にアメリカでは、以下のような店舗が若年層を中心に人気です:
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Chipotle:メキシカン系ファストカジュアルの代表格。ヘルシー&カスタム重視
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Jersey Mike’s:肉厚サンドと地元密着型の接客で支持
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Firehouse Subs:アメリカ南部で人気の高まるサブブランド
これらは「質が高く、でもカジュアルに食べられる」というポジショニングで、従来型のサブウェイよりも満足度が高いという声も多く、若年層の支持を奪っていると分析されています。
③ フランチャイズ管理の弱さと利益率低下
サブウェイは世界最大のフランチャイズチェーンの1つですが、その裏には経営効率とブランド統一の難しさという課題も存在します。
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店舗オーナーへのロイヤリティ(本部への支払い)は高め
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本部と加盟店の対立(価格政策や広告分担など)が目立つ
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食材調達やキャンペーンの統制が難しく、一貫したブランド体験が損なわれる
加えて、利益率も年々低下傾向。
データによると、1店舗あたりの年間利益が5年前に比べて約20〜30%減少という地域もあり、「続けても稼げない」と判断し閉店を決意するフランチャイズオーナーが増えています。
④ 店舗の老朽化・立地戦略の失敗
サブウェイの大量展開は、かつて「どこでもある便利さ」として武器でした。
しかし今、その数の多さが仇となっています。
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競合が多い都市部に過密出店 → カニバリゼーション(共食い)発生
-
古くなった内装や設備の店舗が多く、**新興ブランドと比較すると“時代遅れ感”**が目立つ
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コロナ以降、オフィス街や商業施設の集客が低下 → 立地価値が下がる
これにより、ブランド力そのものが弱体化。
特に若い世代からは「ちょっと古い」「テンションが上がらない」と見られているケースも多く、再訪率の低下に直結しています。
📝 総まとめ:アメリカのサブウェイが直面する「4重苦」
要因 | 詳細 |
---|---|
コスト上昇 | 原材料・人件費の急騰で利益が出にくい |
競合増加 | 質の高い新興ブランドにシェアを奪われる |
内部対立 | 加盟店との摩擦で統一感が取れない |
老朽化 | 店舗が時代遅れ、立地も不利になりつつある |
現時点では、日本全国での大量閉店は確認されていません。
その理由は以下のとおり:
-
日本人の「ヘルシー思考」や「カスタマイズ思考」にフィット
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テナントな小型店舗で緊縮給付が可能
-
フランチャイズとの関係性が比較的良好
ただ、最近は日本でも値上げが顕著に増えてきており、日本の市場もグローバルコストの影響から無管ではいられません。もしかしたら時間の問題なのかもしれませんね。
【アメリカ】リブランドと“脱・旧型フードコート戦略”
近年、サブウェイは「若返りと再定義」を目指しており、内装刷新・新ロゴ導入・メニューの見直しを進めています。
2024年には「Subway Series(新メニューライン)」の拡大や、AI導入による注文体験の改善も発表されました。
ただし、これらは一部都市限定で、全店舗への波及には時間がかかるため、“改革の遅れ”が更なる閉店につながるリスクもあります。
【日本】値上げとどう向き合うかがカギ
サブウェイは日本でも2023年に一部商品を値上げし、2024年も価格改定の傾向が続いています。
日本人は「価格に敏感かつ品質に厳しい」ため、単純な値上げだけでは離反を招く恐れも。
ポイントは「価格以上の納得感(価値)をどう届けるか」。
たとえば:
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野菜の産地・鮮度を明確に伝える
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季節限定メニューの投入
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カスタムの楽しさをSNSなどで訴求
など、価格改定をポジティブに受け取らせる工夫が求められます。
【共通】ビーガン・高たんぱく・低糖質ニーズはますます拡大
健康志向が世界的に強まり、「動物性原料不使用」「高タンパク・低脂質メニュー」の需要が急増中です。
競合のChipotleやSweetgreenはこの領域での動きが速く、サブウェイも以下のような対応が求められています:
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ビーガン対応のパン・ソース・プロテイン
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植物由来チーズやミートの導入
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糖質カット系パンやサラダボウルの充実
これらを取り入れることで、健康志向層やZ世代からの支持を回復する突破口となるかもしれませんね。
まとめ
食の選択肢が広がる時代、ブランドの存在意義は「価格、価頼性、バリュー」の三本柱で決まる。
サブウェイは、日本ではまだ「安定のヘルシーフード」として存在感あり、「自分好みにカスタムできる」という強みをどう生かせるか、今後の戦略の要になりそうです。
僕なりに考えやエビデンスに基づいた考察を交えて書きました。
でも、結局は堅実に誠実にこれを意識しながら仕事をすることが存続の鍵な気がします。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
また、次回お会いしましょう!